
チリダニ(コナヒョウヒダニ・ヤケヒョウヒダニ)とツメダニの写真と症状(被害)
■チリダニ
(コナヒョウヒダニ)

(ヤケヒョウヒダニ)

【チリダニの生態】
屋内ダニのうち80〜90%を占めるのがチリダニ科で、その中でも代表なものがコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニです。
これらの体長は0.3〜0.4mmでぜん息やアトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患の主な原因とされています。
チリダニは屋内のホコリの中に含まれている食物のカスや人間のフケ等をエサにしており、タタミやカーペットの他に寝具(布団や枕、毛布、ベッドマット)やソファー、ぬいぐるみ等あらゆる場所に生息しています。
【チリダニの症状・被害】
チリダニ(コナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニ等)は人を噛んだり血を吸う事はありませんが、糞や死骸がアレルゲン(アレルギ−のもの)となり、これらを吸入すると様々なアレルギー性疾患を誘発すると言われています。
アレルギーの発症する部位や症状は人によって異なりますが、主なところではアトピー性皮膚やぜん息、鼻炎、結膜炎等が挙げられます。
なお、ダニによるアレルギ−には季節性はなく一年を通じて起こります。
■ツメダニ
【ツメダニの生態】
ツメダニは0.3〜0.4mmほどの大きさで、コナダニ・チリダニといった他のダニや小昆虫(チャタテムシ等)及び人間の皮膚に針を刺して体液を吸います。
屋内では比較的数が少ない種ですが、7〜10月頃にかけて新築後2〜3年程度の新しい家屋や新しい畳等発生することが確認されています。
ツメダニは高温に強く、気温が27〜30℃、湿度70%以上の環境で最も良く繁殖します。
【ツメダニの被害・症状】
ツメダニに刺される部位はお尻やお腹・内股といった柔らかいところが多く、人によってはわきの下や首・胸なども刺されます。
ツメダニに刺されると小さい場合で直径2〜5mm、大きければ直径7mmほどの赤い皮疹ができ、痒みは1週間ほど続きます。
蚊のように刺された直後にすぐに腫れる事はなく、刺されてから約8〜40時間後に赤く腫れて痒みを覚えます。ちなみに痒みは1週間前後持続します。
また、赤く腫れた皮疹は色素沈着して茶褐色に変色しますが、その跡は1ケ月から人によっては1年以上も残る場合があります。
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